こんにちは!モッズヘア船橋店の宮本です!
ようやくずっと気になっていた本を読むことができました。
佐藤友美さん著書「道を継ぐ」
有名サロンMINXのオーナー、高橋マサトモさんの奥様であり、トッププレイヤーであった今は亡き鈴木三枝子さんについて書かれた本です。
失礼ながら鈴木さんのことは全く存じ上げなかったのですが、ある日いつものように美容師さんのブログを徘徊していてこの本の存在を知りまして、読んでみたいなと思いながら早数ヶ月。ようやく読む事が出来ました。
読んでみての感想。
鈴木さん熱い。熱すぎる。そして終始感動しっぱなし。
「人は死なない。死なない生き方がある。彼女の人生がまさにそれである。」
との文章がありますが、肉体は滅んでも、遺してくれたその教え、その魂は残された人達の中に生き続け、引き継がれて行くということ。
仕事は裏切らない。一途に打ち込んだ分だけ自分を救ってくれる。
少しだけ背伸びをしてみる。いつかその背伸びが身の丈になるということ。
恐れずに踏み込んで本気で人と接すること。愛すること。
自分が知り得たことを人に受け渡して行くこと。
それらの行為に名前をつけるとしたら「継ぐ」ということ。
本の中ではこのようにまとめられていましたが、読んでいて特に印象に残ったエピソードとして、
ある時、彼女がスタッフに質問をしました。
「スタッフ教育において一番大事なものは何だと思う?」
しどろもどろで即答出来なかったスタッフに対して彼女が笑いながら言った言葉。
「ばーか、愛だろ、愛」
はい、そうなんです。
以前僕もブログに書きましたが、
やっぱ愛だよなと。(ドヤ顔
すいません。いや、なんかめっちゃ嬉しかったんです。笑
いろいろな本を読んでいると、こうしてまったく関係ないところでリンクしてきたりして、本当に面白いなと。
しかしやはり人の記憶に残る人物というのはどんな分野の人でも、ものすごい情熱、パワーを持って打ち込んでいた人達なんだよなと再確認。
自分もこの素晴らしい美容師という仕事を選んだからには精一杯の情熱を持って日々精進していきたいなと思います。
この「道を継ぐ」沢山の方に読んでいただきたい大切な一冊になりました。
もし読んでみたいという人は宮本まで。
そして最後にやっぱり人間一番大事なのは
「愛だろ、愛。」
ってことで締めたいと思います。笑
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