こんばんは!モッズヘア船橋店の宮本です!
最近映画にハマってまして、時間を見つけては映画を見ています!
最近は特に戦争ものの映画を見る事が多いです。昨日の夜は「ライフ イズ ビューティフル」を観ました!
こちらの作品はナチスドイツによるユダヤ人迫害をテーマにした作品ということで、かなり重たいイメージがあったんですが、前半は夫婦の馴れ初めがコメディタッチに描かれていて、一瞬間違えてレンタルしてしまったのかと思いました。笑
主人公の男性はとにかく明るいキャラクターで、あの手この手を使って一目惚れした女性の気を引こうとするんですが、そこだけ見てもコメディとして面白いと思います。
やがて二人は結ばれて男の子を授かるんですが、この子供がめちゃ可愛い!
やがてナチスによるユダヤ人迫害が始まり、父親である主人公とその息子も収容所に強制連行されるんですが、息子を怖がらせまいとする父親は、これはゲームで、一等賞になれば本物の戦車をもらえるんだよと息子に嘘をつきます。
収容所での過酷な環境にも、息子の前ではとにかく明るいキャラクターを崩さない主人公の姿にグッときます。
そんな彼のおかげで作品全体にどこか明るい雰囲気があって、強制収容所という重いテーマにも関わらず、映画を見ているこっちとしても少し救われたような気持ちになります。と同時に、そんな絶望的な状況にやるせなさも感じつつ、話は進んで行きます。
途中、収容所のどこかにいるはずの妻の為に危険を省みずに隙をみて拡声器を使い、いつものようにボンジョールノ!プリンセッサ!!と明るく振る舞った彼の姿に愛を感じました。
クライマックス、戦争が終わり収容所を棄てて証拠隠滅を図るナチスによるユダヤ人殲滅作戦が始まると、かくれんぼだと言って息子を安全な場所に隠し、自分だけが囚われてしまいます。
ナチス兵に連行されている途中、息子が隠れている箱の前を通りかかった時も、息子の前ではあくまでゲームで捕まって失格になってしまった風を装い、わざとおどけて行進して見せます。
最後まで息子のことを思い、明るく振る舞うことを忘れなかった父親の姿に、親の愛の強さを感じました。
映画のシーン中に、おまじないは強く念じれば現実になるんだよというシーンが何回も出てきて、主人公は偶然と計算でそれを何度も実践して見せますが、最後のシーンにつながる伏線だったんだなぁと。感動。
戦争映画というとどうしても暗くて重たいイメージを持ちますが、この映画は戦争の悲しさだけでなく、どんな状況でも笑顔で明るく生きることの大切さと、願うことの強さを教えてくれました。
まさに ライフ イズ ビューティフル。
いやー、人生のベスト5には入る素晴らしい映画だった。最近見た映画で一番泣いたわ。
こういう作品があるから映画ってまた見たくなりますね。
次は何を見ようかな。
皆さんも是非オススメの映画教えて下さいね♪
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