今日のブログはちょっと暗いです。暗い気持ちになりたくない人は読まないでください。
シェアもしません。ここにだけそっと書き留めておきます。
今朝、叔父が亡くなりました。
叔父は食道癌を患っていました。
ここ何年か闘病生活を続けていましたが、先日、肺に転移が見つかり、余命一年の宣告を受けていたと母から聞きました。
叔父の家は僕の実家のすぐ近くにあり、歳の近い従兄弟もいるので、僕が幼い頃から、お互いの家を行き来したりしてとても良くしてもらった思い出があります。
厳しさの中にも温かな優しさのある人でした。
若くて、仕事ができて、お金持ちで、カッコよくて、優しくて、厳しくて。
子供心に、大人になったらあんな風になりたいと思う人でした。
しかし、自分が大人になっていくにつれて従兄弟とも段々疎遠になっていき、叔父に会うことも最近では全くありませんでした。
何年か前から癌で闘病中だというのは聞いていましたが、つい先日、余命宣告を受けたと聞いたとき、信じられない気持ちでした。
それでも、余命宣告を受けたからといって、もっと長い間生きている人も沢山いるし、きっと大丈夫。機会を見て会いに行こう。そう思っていました。
つい2週間前のことです。
その矢先のまさかの訃報。
実家からすぐ近いので、実家に帰る度に叔父の家の前を通りかかり、その度に叔父さん元気かな?と気にかけてはいましたが、長い間会っていませんでしたので、直接会いに行く勇気が出ませんでした。
後悔です。
まだ後、少なくとも一年はあると思っていたのに。
余命宣告を受けたとき、どんな気持ちだったんだろう?
なんで勇気を出して会いに行かなかったんだろう。
あんなに優しくしてもらったのに。
あの優しさに、自分は何を返せたんだろう?
何もできなかった。ごめんなさい。
考えるほど悲しみが襲ってきます。
人間なんて、本当にいつどうなるかわからない。
一生懸命生きてたって、自堕落に生きてたって、いつか必ず死は訪れる。
それでも、良い人生だったと最期に笑って死ねるように毎日を大切に生きていきたい。
叔父さん、もっと生きたかったよね。
少し短かかったけど、孫に囲まれて、幸せな人生でしたか?
あなたの息子達も、きっとあなたの子供に生まれて幸せだったと思います。
見守ってあげてくださいね。
叔父さんなら、言われなくてもそうするよね。
優しさをありがとう。
勇叔父さん、おやすみなさい。
いつかまた会いましょう。
おやすみなさい。どうか安らかに。
ありがとうございました。
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